バースデーの新しいアルバムがタダで聴けるのはレコード屋の特権
前から思ってた
タダで色々聴ける環境というのも音楽に対する価値感が下がってしまっている気がしなくもない
まぁこのご時世、レコード屋やCD屋で働かなくてもメジャーな音楽の大半はタダでネットで聴けてしまうのだが
小学生の頃、良質な90年代J-POPSのCDシングルが毎月何枚も出てたけど、田舎すぎて近所にレンタルショップなんかなかったし(今もだけど)
買うったって全部買えるわけないから
妹と今月どのCD買うのか被らないように相談して
やっとの思いで1枚に絞って、一緒に聴いたり貸し借りしたり
そんな風に毎月1000円のお小遣いで月に1枚ようやく買った1000円のCDシングルを繰り返し何度も何度も聴いた感動と
どんだけ思い入れのあるバンドの新譜でもタダで簡単に聴けちゃう感動とでは
やっぱ違うよなぁって
カネ持ちの家に生まれたガキには理解できない話だろうけど
普通の小学生だった頃の自分が経験した感動と今ではやはり密度が違うなと思った
もちろん感動はカネが全てじゃないけど、人間誰しも損得勘定(感情)はあるもんだし
カネ持ちの家に生まれた人が絶対的に幸せとも思わない
簡単に手に入る感動は大した感動じゃないだろっていうのが持論で
自分で働いて手に入れたカネで飲む酒がどんだけ上手いかってことだ
まぁ、当時欲しくても買えなかったCDはカネ持ちのガキから借りまくってたんだけど(笑)
そうやって地球は回っているんだ
PR