天国も地獄もないけど、あったとして
天国から地獄まで突き落ちたかのような
感情の起伏のふり幅を思い知った
自分意外は他人である
血縁関係も今は置いておいて
自分以外は他人だ
それを思い知った
自分より一回り多く生きた人間は言ったんだ
俺は誰も信じてない
人は他人を信じて生きるか信じないで生きるかのどっちかしかないと
俺はその究極の選択ができないし するつもりもないから鵜呑みにはしないさ
それでも、周りの他人が自分と同じように感情の起伏が揺れ動いてくれたらいいのにと願ってばかりいた日だった
他人にはそれぞれ感情があるからぶつかるし食い違うもんだ
仮に感情の起伏が同じように揺れ動いたらまったく面白くもない時流が回り出すだろうから
それはそれでくそ面白くもないだろうし、そうもいかないだろう
騙されたと思って信じてみるか
騙されるのが怖いから信じない
俺はこれこそ究極の選択
とーか思ったりした
こんな時に脱力出来たらな
負の循環が巡る日だった
こういう時はどんな些細なことでもいつも以上に敏感に反応してしまう
冷静に振り返ってみると、喫煙所の糞ババァが俺に注意したのはただの八つ当たりだったな
あれは夫婦喧嘩の腹いせか嫌なことを発散したかったに違いない
糞ババァが、おれという標的がいてよかったな
サンドバッグ扱いにはよく慣れるからよ
糞、上手くいかねぇ
こんなときは何もかも上手くいかねぇ気分になって最悪だ
でも自己崩壊したってなんにも解決しないから
まず自分を信じるところからやり直そう
そっからだ
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