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とどめをハデにくれ

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歩いて帰ろう

7キロもデブったのが心底ショックだったので今日も職場から歩いて帰った
家まであと10分くらいの所まで歩いてくると、とあるアパートの入り口に
『ご自由にお持ちください』の張り紙が


暖房器具とか、テニスラケットとかいろいろ捨てるのがめんどくさそうなもんがごちゃごちゃ置いてあって
この写真にも写ってるチェック柄のケースがすぐさま目に入る
これはギターだ!!!
アコギなのは外観でわかった、その場でさっそく開けてみることに
まさかのマーチンやギブソンのアコギが入ってるんじゃないかと
ケースは砂まみれに穴だらけ、おまけにチャックも硬くてなかなか開かない(汗)
完全不審者だったけど貰い手がなくこのギターが捨てられてしまうのは耐えられない
チャックを無理やりこじ開けて砂ぼこり&傷だらけのギターがようやく顔を出す
ヘッドには『SUZUKI』というブランド名が

名前からして国産ブランドなのは一目瞭然だが俺は知らないブランドだった
SUZUKI VILOIN NAGOYA JAPAN
VIOLINのスペルミスだろう…VILOIN(笑)
F-130という型番
帰って調べてみると…なんと…!!!

仕様は違えど、斉藤和義が被災地チャリティーオークションに出品していたギターと同じ型番ギターということが判明!!

名古屋の鈴木バイオリンというところで60年代~70年代前半に作られていたギターのようだ
所謂【JAPAN VINTAGE】というやつだ
そんなに高価なギターではなさそうだけどそんなの関係ない、どうだっていい
http://www.jvcmusic.co.jp/saito/guitar/
↑斉藤和義さんのギターはこのサイトに載ってる
斉藤さんのは珍しいブラックフィニッシュだけど俺が拾ったのはナチュラルフィニッシュでピックガードに鳥や蝶や草の柄が入ってる仕様
/

ケースは置いて、裸で持って帰った
夜中に裸のアコギ片手に歩いてる猫背の男なんて完全なる不審者(笑)
すれ違う人に変な目で見られる以外は何事もなく持って帰ってこれてよかった
帰ってよく見てみると砂ぼこりは酷いし傷も結構入ってるけどまだまだ使える一本だ
ネックはまっすぐだし、緩んでいるとはいえペグも全部付いてる
何はともあれ、掃除してメンテして弦を張り替えよう
前のオーナーには砂まみの倉庫かどっかに放置にされてたのだろう…可哀想に
でも俺が拾ったからにはもう大丈夫!!!

歩いて帰らなかったら出逢わなかったギター
歩いて帰ってよかった
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