2年以上ぶりに一人で弾き語りでライブに出てきた
企画者の猪又くんが作ってくれたTシャツを頂いた
なんて愛情がこもった素敵なTシャツなんだろう
その気持ちが嬉しくてさっそく飾ってみた
精神論
ライブに対してこれは昔っから常に考えていることなんだけど
真剣に聴きたい人、踊り狂いたい人、形振り構わずくっちゃべりたい人
それぞれの楽しみ方があって
ただアコースティックで演奏するとくっちゃべってるアホの声がアホみたいに目立つ
今日はそういう日だった、バンドの客も多かったし『アコースティックは退屈だ』みたいな奴なんだろう
でも自分がそれに負けたらいかんなっていう気持ちで頑張った
もう少しで演奏中に『うるせーよ』って言いそうになったのをこらえた
根底が『真剣に聴いてほしい』タチだもんでさ
録画したDVDにもはっきりしゃべり声が録音されているほどにデカイ声でしゃべってる
生意気な二十歳そこそこの頃に『うるせーよ』って言って他のバンドの客を黙らせたことあったんだけど、そん時に『演奏で引きこまなきゃ口で黙らせたってしょうがない』って反省したっけ
だから今日は言わなかったのかも
そんなKYな客がくっちゃべってても真剣に聴いてくれてた人たちから『よかったよ』って言葉を頂けた
とても嬉しくて、救われた気持ちになった
これからも真剣に聴いてくれる人にはしっかり伝えていかなきゃな
真剣に聴いてくれてる人は真剣に聴いてくれてるんだって実感した
何事も子供のままで在るべき部分と大人になるべき部分を見極めていきたいと思った