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とどめをハデにくれ

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クギシマという男


バンドの練習した後、ラーメン屋とコーヒー屋をハシゴして沢山話し合った
スタジオから帰ると9時だった…朝の
そして午後2時前に目が覚めなんともいえない気だるさの今
喉も痛い
昼夜逆転が毎週一回あるだけでも結構大変だ

ケイトとスタジオに入って3回目
俺が言いたいことがちゃんと伝わっているのか不安
これは誘った時から不安であったことの1つ
肌の色(は俺も同じように白いけど)で決めつけちゃいけないけど
生まれ育った環境の違い、文化の違い、人種の違い
音楽を一緒に演奏するだけなら一見関係なさそうだけど
言葉の壁、外国語をネイティヴに話せない同士の言葉づかいのニュアンスの難しさも
それによって相手を悪い意味で傷つけしまうこと
でもオブラートに包んだら意図が伝わらないこと
だからキツかろうがハッキリ言う
それで相手に本質を伝えられてないと俺はただの極悪ジャイアンに化けかねないし
そこからの俺の愛を感じ取れないと俺とバンドやっていくのは難しいだろう
俺様極悪中二病の俺とは

だがそんな俺とバンドを4年くらいやってる強者がいる
それがクギシマという漢だ

佐賀県出身のベースプレイヤー
そんなキャッチフレーズのベース弾き語り芸人で有名になった人もいたけれども
彼はベースで弾き語らない
俺と初めてスタジオに入った時『こんな奴とのバンドすぐに辞めてやる』と思いながらも今も俺と一緒にバンドやってる我慢強く頑固で気が強い九州男児だが
俺とバンドやれてるところからすると、たぶんドM

俺はなんだかんだ年下のこの男に場面場面でかなり頼っているところがある
バンドの時も話し合いの時も
そして彼の演奏には絶対の信頼を置いている

俺が小6の時に彼は小1だったんだけど、それはいいとしよう
とりあえず音楽の趣味が早熟すぎて渋すぎ
ソウルミュージックに興味が出たのも彼の影響だ、完全に

音楽にしか興味がないとこは同じ
でも異性に対する興味関心は真逆
この男と浮ついた女の話しとか下ネタとかそういう会話をしたことは一度もない
音楽をするためだけに会う関係
ドラマーが見つからない期間は数か月会わないことも今までザラにあった
しばらく連絡とらなくても『ドラマー見つかったけどスタジオどう?』と聞けば必ず来る
そんくらいストイックに付き合える関係でいられるって凄いことだと思う
そういう関係を築けているのは今まで10年以上バンドやってきた中でこの男しかない

東京でバンドやってると音の会話より言葉の会話をしたがってやれ飲もうだの、やれ遊ぼうだのいう輩がめちゃくちゃ多くて嫌気が差すけど
クギシマはそうじゃない、俺と同じ価値観の古き良きバンドマンと思っている


音楽が恋人だと思え byクギシマ

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