深夜から朝までスタジオでバンドの練習
レスポールにしてからのアンプは大嫌いだったマーシャル使ってたけど
今回は超慣れているJCとスタジオによくある系のアンプで一番不慣れなフェンダーアンプで試してみた
結論、このギターはマーシャルで歪ませて空間系を足す感じがいいのかと
一番嫌いだったギブソン&マーシャルの組み合わせを気づいたら自分もしていたという現状
『王道』って響きだけで毛嫌いしていた若気の至り
聴く音楽も結局は王道のロックンロールに戻ってきたし
結局のところは趣向がベタなんだろう
なにが一番正しいのか
どうしたいのか
どこまで自分で決めるべきか
どこまでメンバーと協調すべきか
それはエゴなのか、エゴではないのか?
モヤモヤが尽きないならモヤモヤしない方向に持っていくしかない
嫌な奴だったかもしれないけど白か黒しかわからないままでいたかった
灰色という選択を知ってからモヤモヤが尽きない
あの人がいたら俺に今どんな言葉をかけてくれるだろう
いなくなってから存在の大きさに気付くんだ
どれだけ可愛いと言われて生きていけるだろうか…
スタジオで借りてる録音機の収納袋に昔からひっついてるクマ
何度も目に入ってるのにスルーし続け数年
初めてまじまじ見てみたら好きな感じの顔したクマだった
今日はメトロノームを駆使しての練習
クギシマは相変わらず写真に写るのが嫌い
ケイトにプレッシャーかけまくって泣くまで煽りまくって練習させまくった成果が出始めている
もっとこのバンドに馴染んだ演奏出来るようになったら絶対にカッコいいバンドになる
今日ようやく新しいメンツでのバンドの色が少しだけ見えた気がした
リズムと情景
それが無けりゃどんだけ感情的に演奏しても人には伝わらない
そう悟ってからはそれを追及する日々
黒人みたいなグルーヴを出したいわけじゃない
バンドのグルーヴと個性を色濃く出したいのだ俺は
練習後はいつもの某チェーン中華屋さんに
いつも客の大半が始発待ちの酔っ払いと練習後のバンドマンで溢れる店内は常にカオス
朝の5時過ぎに眠気からラーメンのどんぶりに顔を突っ込みそうになってるスーツ姿のおっちゃんが目に入った瞬間
俺の頭の中で清志郎さんの『サラリーマン』という曲が流れた
今日はスタジオ
仕事終わってから朝までスタジオで練習のコースが定着しそうだ
しばらく感じられなかったバンドで演奏する楽しさを今は感じれている
俺の唯一の生き甲斐が蘇えった喜びにいつまでも浸ってる場合ではない
スタジオに入るたびにバンドの演奏がよくなっていく様を肌で感じ取れる
ドラマーがいいバンドはカッコいい
カッコいいバンドのドラマーはいい
俺の持論
そして俺の曲が最高なのだから文句なし
自分大好きに決まってる
自分が好きじゃなきゃ表現などしない
『骨になってもハートは残るぜ』
チバさんがそう叫ぶ
今の俺を救ってくれる歌
長年探し求めていたドラマーとの出会いはきっとあの人が与えてくれた
天国にいっちまったあの人の分まで俺はやるよ
ヒーコーしばいて寝よう