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とどめをハデにくれ

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近づいたら遠くなった



夜中の0時に夜道を彷徨う野良猫
俺と同じだ
『近づいたら遠くなった、あたしはなにもしなよ』
二十歳前後の俺は天才だったと思う
自他共に認める天才ソングライターだったと思う
未だにその頃書いた曲をやっていることになるなんて夢にも思ってなかった
未来はもっともっといい曲を書いていると信じて疑わなかった
感受性が無くなるのが怖い
俺はメンヘラだって気づいたら自分が物凄く痛い奴だってことにも気付いて
秋になったら30歳でまだフリーターだったらと思うのが怖すぎる
もう秋まで半年を切っている

誰も助けちゃくれないさ
相談する兄貴はもういない
力が必要になってその存在のデカさに気付く
それでも親友、戦友たちはそれなりに未来を持って生きている

俺の未来は?
どこに向かおうとしている?

もう何年も脱力した感覚を味わってない
四六時中緊張しっぱなし
脱力したい
楽になりたい

これ以上ない包容力で俺をどっかへ連れてってくれる誰かがいないかなぁ
できれば綺麗なおねぇちゃんがいいなぁ
とーかいってられるうちはまだ大丈夫だ

愛が欲しい
ずーっと探している俺は痛い奴だ
愛が欲しいのだ
無償のやつがさ
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起きたら18:30



昨日は曲作りの日だった
4曲くらい片鱗ができた

MIX-CD

バンドのメンバーと俺との音楽のルーツや趣味が結構違うことは前から感じていた
俺の趣味やどっぷりハマった音楽を知ってもらおうと3種類のMIX-CDを作ってメンバーに渡した
作ってみるとなんともまぁベタな選曲だと恥ずかしくなった



まだここ2年しか聴いていないSOULはSOULで偏っているし
結論:このくらいの縛りじゃ1枚のCDに納まらない
納得するにはもう100種類のMIX-CDを作る必要がある
気付けばi-tunesの曲数が23396曲になっていた
音楽、聴いたなぁ…と
よくもまぁ飽きないな
呆れるほどに

ち〇びイリュージョンいかがすか



バンド練習が終わって朝の4時にチャラいスーツの男3人組に
『お兄さん、ちくびイリュージョンありますよ、いかがすか』
と誘われたのでガン無視した

客引き自体に腹が立つのに『ちくびイリュージョン』て
平和ボケ丸出しもいいところ

『もっと自分を大切にしなよ、ちくびは自分の愛する人だけのモノにしなよ』って自分にとってどうでもいい奴に対してまで、わざわざ思う俺は真面目なのか

そんなに『ちくびイリュージョン』という響きにそそられそうな『なり』をしているのか?俺は
ロッカールームに落ちていた50円さえラッキーと思って自分のモノにせず近くにいた同僚に渡し託してしまう俺は、大なり小なり何ひとつ背負いたくないのだ

今日のスタジオは調子がよくて前半飛ばし過ぎて後半でバテた
でもそれくらいの気負いでやらなきゃいかんと思った

ろっけんろー


村八分 / くたびれて
自分にとっての日本人のロック頂点の1枚
村八分のオフィシャル6トラックスタジオレコーディング盤が初アナログ化した
CDとは別仕様のジャケ写も超カッコいい
村八分はとにかくかっこいい
ルクレチアでバイトしていた20歳の頃に知ってからその衝撃が未だに続いてる


テイトウワ FT.椎名林檎 / アップル
7"でシングルカットされた
いい曲である
椎名林檎さんは未だにいい歌唄う

今年も住民税の支払い票が届いた
本当にレコードはもうしばらく買わないっこしよう
何度言ったかそのセリフ

喉⇒寒⇒熱⇒喉



喉が痛くなって寒気に変わって熱が出てそれでも薬飲んで働いて治りかけにスタジオでエアコンがんがんかかってる中で4時間歌ってまた喉が痛くなった
同じことの繰り返し、体調もバンドも恋愛も人間関係も
これ以上のマンネリは御免だ
いつでも新鮮な気持ちでいたい

びしょぬれで帰る


不安定少年ズは深夜にスタジオで週一回の特訓中
ライブで演奏したい気分になってきた

今日はバイトでおもくそ自己嫌悪に苛まれた
不意に嫌な自分が出てしまうのはまだまだ子供だからだろう
明け方、バンドの練習から帰ると外は雨
嫌になるくらいびしょぬれで自己嫌悪
メンヘラだな
他人は俺をワカラナイと言うけど
俺も他人がわかりません

マイクスタンド幅に納まる感じに足元を整理したらいい感じだった



これだと演奏しながら軽くダンスしないといけない(笑)

charaのレコード



Chara / Secret Garden

チャラの新譜がアナログで出た
ほとんどの曲のギターを名越さんが弾いていて、ベースはシロップのマキリンが弾いてたりで
良くないわけがない
なにより曲が良い
最近またレコードを聴くようになった
アナログ放送終了でテレビ見れなくなったし(笑)
俺の身体はアナログしか受け付けない、上手い!!
ケータイもガラケーだ!!

韻シストと出したシングルが入って無いのが超残念
あの曲めっちゃ好きだのに
今月はレコードもう買えないな

明日はリョウ君が東京来るから残された東京組で集まって呑む

ボーカルは俺だ



モニター使いまくって、めっちゃ自分の歌声を感じながらやってみた
ボーカルに対するコンプレックスは始めた時からずっとある
上手くはない、むしろ下手なのもわかってる
気持ちイッパツなのだ
上手くなろうとしてきたけどそこを意識しすぎて気持ちが入ってなかった気がする
フィーリング、感じることを忘れちゃいけない
時間が来た朝の4時前にあの感じがフィードバックした瞬間があった
物凄く気持ちよかった

愛さずにはいられない



アリスクラーク / A:ドントユーケア B:愛さずにはいられない

愛さずにはいられない女性シンガー
アリスクラークの極上ソング2曲が7inchカットされた
初めて同じレコードを2枚買った
さっそく盤にスリキズを作ってしまう俺はドジ中のドジ
我が人生のヘビーローテーションになるであろうレコード

自分の一番好きな女性シンガーと言っても過言ではない
超最高のシンガー
こんな風に聴いてる人の心を鷲掴みにできる音楽をしたい
これから飯食って朝までスタジオだ

春ですね



春ですね
なんだかんだ毎年この公園で軽く花見をしている
去年この場所にいた時から今日まででずいぶんと変わった

寒いんだか暑いんだか



浜松町の鯉

俺は学生時代に浜松市にいた
あの頃を俺の人生のピークにしたくない
プライベートも仕事も気疲れかも
リョウ君が来月東京来るっぽいから数少ない東京組でガーっと飲んで発散だな

始発



2週ぶりの練習
エフェクターは7つ(一番左のはチューナー)持って行った、3つまでにしたい自分としては荷物が重たかった
ギターはクギシマが100%嫌がるジャズマスターを持っていった
ケースからジャズマスターを取り出せばクギシマは100%『げぇ』と言う
併せてこれまたクギシマが嫌いなビッグマフを久々使ったらすこぶる気持ちよかった
唯一2号機を買ったエフェクターはビックマフ
でも今のバンドではなかなか使いどころがない
今日は演奏に集中力が足りなかった、反省
深夜から朝までの練習となると神経を研ぎ澄ますのもなかなか大変
初めて始発に乗って帰った
自分の思い描いていた風景とは違ってた
ロン毛でキモかったから美容院に行こう行こうと2か月近く経っていた
ようやく髪を切った、切ってもキモイ

キモイって言葉が苦手だ
気持ちが悪いでいいじゃないか

『お前に言われたくねー』と思うってことは
相手を見下しているんだろう
自分が見えていない証拠か

おしまい

カネもないのに

先日、ソウルミュージックのレコードを2枚ほど購入



マーヴィンゲイの未発表曲12インチレコード
なかなかの名曲
B面はドナルドバードVERSION



ファーストクラスの7インチの日本盤が出た
US-ORIGINAL盤の7インチは1~2万もする代物
7インチのことを昔の人はドーナツ盤と呼ぶ
CDで言うなればシングルのこと
この曲すごく好き

休憩中



ヘッドフォンでギター弾きまくって耳が痛いんで休憩
今はマディーウォーターズのELECTRIC MUDというレコード聞いている
ロックファンには人気だけどマディファンからは賛否両論なサイケデリックなブルースアルバム
俺は好き

今の俺には音楽しか友達がいない
東京にはトモダチになれる奴があまりいない、気がしてる
そんなことは大昔から変わらない
東京にトモダチ作りに来たわけでも、レコード屋さんで働くために来たわけでもない
いつまでも腐っていたってらちがあかない
昨晩キースの名言を読んでモチベーションを上げてからの
宅録少年モードに入っている
夕方4時に起きて、洗濯して、ビール大量に買い込んで
あとは作曲に浸るだけ
それこそが最高の休日であり
渋谷や下北に一緒に遊びに行くトモダチなんかいないし
そんなトモダチを作ってるほど暇じゃないのだ
あせるな、そこで突っ立ってりゃいい

来週の練習が飛んだので再来週の練習までに少なくとも1曲は作ると決めた
いつまで何年前の曲やってんだ俺は
7年も8年も前の曲ばかりやって
それはそれで最高のナンバーなんだけど今の気持ちを歌いたいし歌わなきゃ

友達はバンドのメンバーがいれば充分
今のバンドのメンバーは土台を支えるスタジオミュージシャン気質で
とんでもなく我が強かったJACK POT ROPE WAYの二人とは正反対のプレイヤー
そこを上手く生かしたい
JACK POT ROPE WAYは激しい個性を持つ人間のぶつかり合いから生まれるロックンロールだった
不安定少年ズは芯のある音の掛け合い、人間にしか出せないレイドバックしたグルーヴ
それも最高にロックンロール
だからやるんだ

生きてりゃ知らない方が幸せなことがたくさんある




俺は癖の強い人を引寄せる悪運を昔から持っている

団塊の世代が大嫌いだ
過去に団塊の世代に何度もからまれてる
意味不明にからまれる
自分の立場を利用して散々キレておいて
結果10000%向こうの勘違い
そうやって余生を生きていくんだろう

身を前のめりに乗り出して食い気味にどんどん攻める奴もどうなんだ
こっちのペースを無視して一方通行で、コミュニケーションまともにとれない
相手がどう思ってるか、どういうペースの人かとかいちいち考えないんだろう
そうやって余生を生きていくんだろう

そして俺は上司から
『全スタッフの中で俺のことが一番よくわからない』と陰で言われてる
なんとなく分かってたけどそれを本人の俺にいちいち報告する奴が一番どーかと思うんだ
本人は知らなくていいこと
本人は知らないでいるほうがよっぽど幸せに生活できたってのに

『意味があって傷つけるなら傷つける意味がある』と思うけど
『相手を無駄に傷つけたり落ち込ませる』のは意味合いが全く違うと俺は思う
これは完全に後者だろ
だから『あの人がお前のことあー言ってた』とかベラベラ言う奴ってマジでどうかしてると俺は思う
心底そう思うね
そういう人って自覚が無いんだろう
そうやって生きていく人なんだろう
可哀想にな

生きてりゃ知らない方が幸せなことがたくさんある
つくづくそう思う最近

3.11



バンドの練習から帰る朝がとんでもなく寒かった
今日で震災から丸4年
俺の最後の20代が残り丸半年ということにも気付く
俺は忘れちゃいけないことを忘れないように生きることに必死だ

4から3



やはりケイトを不安定少年ズに加入させるのは無理と判断し、断った
俺の独断で決めたくなかったからメンバー全員がそう思うまで待って出した答え

バンドを一緒にやるにあたっての人間性って音楽性と同じくらい大切だし
人間性が音に出るのも当然だ

ということで当面は良い感じのリズムギター弾きや鍵盤奏者を探しつつ
見つかるまで3人での活動になった
そもそも俺は3ピースが好きだ

赤いジャズマスター
黒いストラトキャスター
赤茶のウィルシャー
焦げ茶のテネシアン
黄色いレスポールスペシャル

ギター増えたけど
最近は焦げ茶のテネシアンの気分

昼夜逆転不眠生活


眠れない夜が多くなった
毎週一回のスタジオが深夜から朝までの影響で生活リズムがおかしなことになってる
まぁ他のメンバーが夜勤だから俺が合わせればいいんだ
夜中に格安で利用できるスタジオを使っているし
ねれねーからこのまま起きたまま仕事に行くか
コーヒーでも飲んで起きていよう
今年のバレンタインは1つもらえた
モテキなんてもんが死ぬまでに一回でもあったらいいのに
俺は学生時代の友人がモテ男な傾向があるから見てきたけど
モテ男はあれで大変だなーって思う
モテなくてよかったーあーぁ
後になって『〇〇ちゃんお前のこと好きだったみたいよー』を聞くことが何度かあった
ちきしょー俺も奥手(だった)からなぁ

日々の不満、バンドの素性などぶっちゃけた文章を書くだけ書いて全て消してしまった
愚痴はだせーな
愚痴ったらスッキリするとか言うけど俺は一瞬スッキリした直後に物凄い後悔と自己嫌悪に苛まれる
パソコンは簡単に消せちゃうから便利だけど人間に毒だな
好きなもんは保存して何度も出せて
嫌なもんは簡単に消せて

あー4時か
こっから寝たら起きれないと不味いからやはり起きていよう

MP3


先日酔っ払って失くしたMP3プレイヤーの代わりに購入したパチもん
見た目が思いっきりあの大手のプレイヤーをパ〇ってる気が…しないよねー
たった197円でネットで買えることを知って買ってみた
初期不良などのレビューもあって不安だったけど
とりあえず動作はちゃんとしてる
全5色あるけどランダム発送で色を選べないっていう(笑)
まぁ緑はまぁまぁ好きだからOK
にしても便利な世の中だ
昔はじいちゃんのカセットプレイヤーで録音、再生するだけで充実した気持ちになれたのに
こんなコンパクトなサイズで何曲も同期して聴けて197円で買えてさ

カネが
普通に過ごしてたら支払わなくていい出費
しかも大金
俺が最低だからか
嫌になる
嫌になる出来事が多発
カネ絡みで

俺は他人とある程度の距離を保っていた方がいいんだろう
つくづくそう思った
近づいたり、好きになってしまうと腹が立ったり落ち込んだりする原因になる
でもそれも人間か

カネは嫌だなぁ
醜い
それで感情を左右される人間が嫌い
自分もその一人になっていた

他人の評価なんて、たかが他人の評価
自分で自分をどこまで評価できるか

そうやって生きてきたじゃないか

酒が無い


スタジオ開けで3時に起きて
天気が悪くて酒を買いに行くのがめんどくさくて今日は酒を我慢しようと
でも、すげー飲みたい
いつの間にアル中になってたんだ
そもそも酒を飲まない夜は何年ぶりかわからない
深夜3時になろうとしてるが眠気が来ない
毎月酒にいくら使ってるか計算したら1万円という大金を叩いていたことに気付く
携帯代は1000円台で納まってるのに酒は携帯代の10倍
自分のカネに対する価値観がよく見える
電車でガラケーを開け閉めする『パカ』っていう音を出すのが異様に恥ずかしい
でもスマホにしない、今よりカネがかかるから
カネはそんなに大事じゃない、飯が食えるだけ稼げればいいって思って生きてきたけど
年々『カネ』に対する執着が本能的に出てきてしまっている自分が嫌いだ

モヤモヤ

深夜から朝までスタジオでバンドの練習
レスポールにしてからのアンプは大嫌いだったマーシャル使ってたけど
今回は超慣れているJCとスタジオによくある系のアンプで一番不慣れなフェンダーアンプで試してみた
結論、このギターはマーシャルで歪ませて空間系を足す感じがいいのかと

一番嫌いだったギブソン&マーシャルの組み合わせを気づいたら自分もしていたという現状

『王道』って響きだけで毛嫌いしていた若気の至り
聴く音楽も結局は王道のロックンロールに戻ってきたし
結局のところは趣向がベタなんだろう

なにが一番正しいのか
どうしたいのか
どこまで自分で決めるべきか
どこまでメンバーと協調すべきか
それはエゴなのか、エゴではないのか?
モヤモヤが尽きないならモヤモヤしない方向に持っていくしかない
嫌な奴だったかもしれないけど白か黒しかわからないままでいたかった
灰色という選択を知ってからモヤモヤが尽きない

あの人がいたら俺に今どんな言葉をかけてくれるだろう
いなくなってから存在の大きさに気付くんだ

自分がこんなに可愛らしいクマのぬいぐるみだったなら


どれだけ可愛いと言われて生きていけるだろうか…

スタジオで借りてる録音機の収納袋に昔からひっついてるクマ
何度も目に入ってるのにスルーし続け数年
初めてまじまじ見てみたら好きな感じの顔したクマだった



今日はメトロノームを駆使しての練習
クギシマは相変わらず写真に写るのが嫌い
ケイトにプレッシャーかけまくって泣くまで煽りまくって練習させまくった成果が出始めている
もっとこのバンドに馴染んだ演奏出来るようになったら絶対にカッコいいバンドになる
今日ようやく新しいメンツでのバンドの色が少しだけ見えた気がした
リズムと情景
それが無けりゃどんだけ感情的に演奏しても人には伝わらない
そう悟ってからはそれを追及する日々
黒人みたいなグルーヴを出したいわけじゃない
バンドのグルーヴと個性を色濃く出したいのだ俺は


練習後はいつもの某チェーン中華屋さんに
いつも客の大半が始発待ちの酔っ払いと練習後のバンドマンで溢れる店内は常にカオス
朝の5時過ぎに眠気からラーメンのどんぶりに顔を突っ込みそうになってるスーツ姿のおっちゃんが目に入った瞬間
俺の頭の中で清志郎さんの『サラリーマン』という曲が流れた

 

突き抜けている



ジョニーサンダースのレコードを買った

ジョニサンは突き抜けてる

エレキギターで『器用に何でも弾けちゃう人』よりも『不器用でこれしか弾けないけどそれが死ぬほどカッコイイ人』が好きだ

おっしゃこれから朝までスタジオだ!!!

クギシマという男


バンドの練習した後、ラーメン屋とコーヒー屋をハシゴして沢山話し合った
スタジオから帰ると9時だった…朝の
そして午後2時前に目が覚めなんともいえない気だるさの今
喉も痛い
昼夜逆転が毎週一回あるだけでも結構大変だ

ケイトとスタジオに入って3回目
俺が言いたいことがちゃんと伝わっているのか不安
これは誘った時から不安であったことの1つ
肌の色(は俺も同じように白いけど)で決めつけちゃいけないけど
生まれ育った環境の違い、文化の違い、人種の違い
音楽を一緒に演奏するだけなら一見関係なさそうだけど
言葉の壁、外国語をネイティヴに話せない同士の言葉づかいのニュアンスの難しさも
それによって相手を悪い意味で傷つけしまうこと
でもオブラートに包んだら意図が伝わらないこと
だからキツかろうがハッキリ言う
それで相手に本質を伝えられてないと俺はただの極悪ジャイアンに化けかねないし
そこからの俺の愛を感じ取れないと俺とバンドやっていくのは難しいだろう
俺様極悪中二病の俺とは

だがそんな俺とバンドを4年くらいやってる強者がいる
それがクギシマという漢だ

佐賀県出身のベースプレイヤー
そんなキャッチフレーズのベース弾き語り芸人で有名になった人もいたけれども
彼はベースで弾き語らない
俺と初めてスタジオに入った時『こんな奴とのバンドすぐに辞めてやる』と思いながらも今も俺と一緒にバンドやってる我慢強く頑固で気が強い九州男児だが
俺とバンドやれてるところからすると、たぶんドM

俺はなんだかんだ年下のこの男に場面場面でかなり頼っているところがある
バンドの時も話し合いの時も
そして彼の演奏には絶対の信頼を置いている

俺が小6の時に彼は小1だったんだけど、それはいいとしよう
とりあえず音楽の趣味が早熟すぎて渋すぎ
ソウルミュージックに興味が出たのも彼の影響だ、完全に

音楽にしか興味がないとこは同じ
でも異性に対する興味関心は真逆
この男と浮ついた女の話しとか下ネタとかそういう会話をしたことは一度もない
音楽をするためだけに会う関係
ドラマーが見つからない期間は数か月会わないことも今までザラにあった
しばらく連絡とらなくても『ドラマー見つかったけどスタジオどう?』と聞けば必ず来る
そんくらいストイックに付き合える関係でいられるって凄いことだと思う
そういう関係を築けているのは今まで10年以上バンドやってきた中でこの男しかない

東京でバンドやってると音の会話より言葉の会話をしたがってやれ飲もうだの、やれ遊ぼうだのいう輩がめちゃくちゃ多くて嫌気が差すけど
クギシマはそうじゃない、俺と同じ価値観の古き良きバンドマンと思っている


音楽が恋人だと思え byクギシマ